コレクション

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わが国の文化は、主に書跡を根底に発展してきました。
紙に毛筆で文字を書く習慣は、およそ6世紀初め、仏教の伝来とともに始まりました。
漢字を正確に美しく書くことを本領とする仏典の書写が、文字文化の普及をうながし、
やがて漢字専用の中に、草書体を大胆に書き崩して独自の仮名(ひらがな)を工夫しました。
これが、日常を支えながら、和歌や物語など、わが国の文芸を飛躍的に発展させております。
そして、時代の変遷とともに、写経・古筆・墨跡・書状・懐紙・短冊などの作品が、
さまざまなジャンルを形成して、世界に誇るべき文字遺品を遺しています。
センチュリーミュージアムの収蔵品は、
日本の奈良時代から江戸時代に至る悠久1300余年の文字文化に焦点を当てた蒐集がなされ、
その所蔵品の特性から「書の美術館」との声価をうけております。
また同時に、文字文化を支えた広範の美術分野にも視野を広げ、
絵画(仏画・肖像画・絵巻・画賛)、漆工(文箱・鏡箱)、金工(経筒・古鏡・仏具)、
彫刻(木彫・神像・金銅懸仏・金銅仏・鉄仏・石彫)など、広い展望の中に、蒐集されています。
これらの品々が、日本の文化史形成の姿を語り続けます。